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【概要・特長】
革新的な技術に基づいて粒子径分布を高精度で測定できる画期的な装置である。後方光散乱の光子相関法(PhotonCorrelation Spectroscopy, PSC)(動的光散乱法)に基づき、測定温度及び試料の厚さを正確にコントロールできる新たな試料セルを採用している。従来の装置と比較して、多重散乱を防ぎ、濃厚で不透明な黒色の分散液でさえ測定が可能である。さらに、新たな特異値分解法(Singular Value Decomposition)を組み合わせたPade-Laplace解析アルゴリズム(特許)を採用しているので、単分散系、多分散系を問わず実際の粒子径分布を解析することができる。 非接触・遠隔型のVASCO Flexは、独自の設計によるDLS OFRH(OpticalFiber Remote Head)を採用している。頑丈でコンパクトサイズそして遠隔・非接触、さらには装置に組み込んでIn Situ粒子計測が可能である。ナノ粒子合成モニタリングなどに応用可能。
【仕様】 ●測定法:動的光散乱法・後方光散乱法 ●測定範囲:1〜6000nm ●測定温度:15〜90℃ ●試料量:10μL〜
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