【概要・特長】
ロールグラニュレーターは架砕方式(架橋させた原料の中央を押して砕くこと)の採用により、微粉を発生させずに非常にシャープな粒度分布を持つ顆粒製品を得ることができる整粒機です。投入された原料は回転する2本のロール表面に設けられた山が力点となり放射状に砕かれます。砕かれた原料はさらに次のロールに移り、順次細かく砕かれます。目的粒度はロールの山と山の幅(ピッチ)、ロールの段数、ロールの間隔(クリアランス)により自由に調整できます。ロールグラニュレーターは従来の粉砕方式に比べ、粉砕効率や再現性に優れ、しかもランニングコストを大幅に引き下げることができる整粒機です。 <適用例> ●医薬品 顆粒、細粒、散剤の整粒 打錠前の粒度調整 ●化学品 フェノール樹脂、エポキシ樹脂 吸水性ポリマー ●食品 コーヒー豆、ピーナッツ、アーモンド ペッパーなどの香辛料 フリーズドライ品
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